自己破産の体験談・手続きの方法

STEPD裁判所での債権者集会

 

債権者集会。
この言葉を聞くと、テレビのニュースでたまに見るあれを思い出す方多いのではないでしょうか?
怒号が飛び交う中での会見。そして状況説明。社長が、うつむきながら、時に涙を流しながら謝罪と説明を債権者にしている姿。
まさしくあれは債権者集会です。
が、ああいったものはごく一部で(そもそもニュースになるくらい大型倒産)あり、通常は債権者集会といっても、ほとんど形式通りの流れであっという間に終わるみたいです。
私の場合も、債権者は金融機関が主でしたので、債権者集会の時には、誰と集まることなく、5分程度でおわりました。
しかし、時には債権者集会に集まる債権者の人もいると弁護士さんが言っていましたので、裁判所でも、債権者用の椅子がかなり用意してあります。
私の時は、およそ30脚くらいあったようでした。
ちなみに最初に依頼した弁護士さんとは債権者集会の時に久しぶりに会った感じで、その後どうですか?仕事は見つかりましたか?みたいな世間話しを簡単にする程度でした。
結局、管財人が入った案件になると、あとは管財人が判断をしていくので依頼弁護士さんとしては、かあに任せるしかないようですね。
私の場合はとんとん拍子に事が運んでくれたのでよかったですが、時には提出書類の不備やら、虚偽説明などがあると、調査が滞り、管財人と弁護士さんとのやりとりがさら増えていくようです。
この辺は弁護士さんにも時に聞いたりもしましが、洗いざらい全部提出や説明をしてくださると、とても手続きが早くなりますよ、
とも言われました
債権者集会の流れとしては、
指定の日時に指定裁判所へ出向く(絶対に遅刻しないように!心象がかなら悪くなります、というか管財人、弁護士から怒られます、きっと)
指定の部屋に着いたら、すでに用意してある用紙に名前を記入して待つ。

指定の時間になると呼ばれるので、部屋に弁護士と入る。
指定の椅子に着席後、
◯裁判官に促され、管財人が現在の破産者の資産状況などを説明する。

不明な点があれば、継続調査。

 

問題なければ、1回の債権者集会で終了、ということらしいですが、大抵は2回あるようです。
この管財人の状況説明があっというまに終われば、その場で即解散。
私の場合は2回目がありましたので、日程調整をその場で行い解散。
大方の状況は裁判所にも書類で提出してあるみたいで形だけの債権者集会となりました。
という流れでした。
しかも1回目が5月で、2回目がなんと9月後半となり、すごく期間が開くのだなあ、と感じました。
債権者集会が開かれることになる
管財人は、債権者集会といって、破産者の財産状況などを債権者に報告する集会を開くことがあります。

 

ちなみに、私の他にも同時刻に呼び出されている破産者の方が同じく弁護士さんと待機していました。同じように苦しんで自己破産を選んだ人がいるのだなあ、妙な感覚になりました。
ところで、債権者集会は、特別な事情でもない限り、ほとんどの管財人が最低でも一度は債権者集会を実施しているようです。そして状況によっては、何度も債権者集会が開かれることになり、これが手続きに時間を要する原因になることもあります。
ですので、私の場合は2回でしたが、3回以上裁判所に呼び出され債権者集会をする人もいるようです。

 

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